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みなとみらいサイクルフェス 観戦レポート

令和4年2月12日(土)、晴天のもと、一般社団法人ジャパンサイクルリーグ(JCL)が主催する「みなとみらいサイクルフェス」が赤レンガパーク(横浜市中区)にて開催されました。当日の模様をお伝えします!

選手たちが走るのは、赤レンガパーク内に設置された1周400mの特設周回コース。横浜赤レンガ倉庫と港に面した解放感溢れるコースです。

当日はまず一般走行会からスタート。事前エントリーを行った約100名のサイクリストが、思い思いのスピードで周回を楽しみました。途中からプロ選手も走行に交じり、DJが場内を盛り上げます。DJからは、コース走行上の注意だけでなく、一般道を走るときの声かけの重要性や、日頃からの装備品のメンテナンスを促すコメントもありました。

写真:一般走行会の様子
さらに会場中央では、KINAN Racing Team の鈴木弘幸選手による、小学生対象の自転車安全教室も同時開催。レクチャーの後、芝生上に一定間隔に置かれた障害物をジグザグに避けながら走る練習を何度も行いました。ゆっくりとしたスピードでの自転車コントロールを意識して身に着けることで、実際に道路を走行する際に転倒リスクを軽減する狙いがあるとのこと。プロ選手直々の指導で、参加した小学生はめきめきと上達し、笑顔で無事課題をクリア!
写真:自転車安全教室の様子
そしていよいよ本日のメインイベント、エキシビションレースの開始時刻が近づくと、プロ選手を一目見ようと、観客が続々と会場周辺に集まりました。熱気の中、JCL8チーム16選手によるレースがスタート。400mのコースを30周、計12kmを競います。一瞬で目の前を走り抜ける選手たち。周回コースのため、観客は会場で配布されたハリセンを手に、何度もエールを送ります。熱戦を制したのは、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲選手。レース後のセレモニーでは、上位3選手たちをサイクリストや観客が自然と囲み、健闘を称えました。
写真:エキシビションレース、スタート時の様子
プロ選手たちとの距離がぐっと身近に感じられた「みなとみらいサイクルフェス」。実際にコースを走行して体験するもよし、青空のもと精一杯応援するもよし、サイクルスポーツの楽しさをあらためて実感できたイベントでした。
写真:赤レンガ倉庫広場を走り抜ける自転車の様子

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